とにかくハイスペック
小さい頃、よく偉人の伝記を読んでいた。
電球を発明したトーマス・エジソンもその一人。何度も何度も失敗を繰り返しながら、一筋の光を見出したというエピソードはおっさんとなった今も、心の片隅に残っている。
その大発明から140年余り。
人類は愚直に研究を続けて、大きな進化を遂げたー。
その発展に、驚愕したキャンプギアがある。韓国ブランドのLEDランタン「ルーメナー2」だ。
とにかく、ハイスペック。見た目も重厚感があり、デザイン性も高い。アーベイが買ったのはマルチカム(迷彩柄)。バリスティックスのランタンカバーと合わせ、かなりお気に入りで、おすすめのギアだ。
見えないストレスを解消
キャンプ初心者として初めてのキャンプで実感したのが、その暗さ。日頃、煌々と電気がついた家にいると全く感じないが、大自然に囲まれた光がない場所はランタンがあっても、見えづらい。
特に最初は揃えるものが多く、ランタンを軽視していた。一つか、二つあればいいやぐらいに思って、安くて小さめのランタンで臨んだが、かなりのストレスを感じた。
肉を焼いていても、焼き加減がよく分からない。人間は少し見えないだけでもストレスを感じるものなのだなと、思った。
その経験からキャンプストアで「新しいランタンを」と出向いて、店員さんに勧められたのがこの「ルーメナー2」だった。
初めて使用した日。第一声は「あかるっ!!!」だった。
確か、横にいたママも同じ言葉を同じタイミングで発したと思う。
モードは4つあり、ボタンを押すごとに明るさが増し、切り替わる。モード4が最大の1500ルーメン(光の明るさの単位)だが、モード1か、2で既に我々が求めている明るさだった。
しかも、「ルーメナー2」は防水で、強い衝撃にも耐えられるとの触れ込みで、雨が降っても安心して使える。他のルーメナーの商品は防水、耐衝撃とうたっていない。キャンプ場のある場所は天候が変わりやすい場所も多く、雨もよく降る。その際に、ルーメナー2なら安心だ。
高価格だが・・・
他の特徴としては
・充電式(説明書には5時間とある)。
・連続点灯時間、8時間(マックスの光で)〜100時間(ミニマムの光で)
充電せずに、キャンプに3、4回行ったが、それでも充電が切れないのはめんどくさがり屋の自分にとってすごくありがたい。明るさの種類は、電球色、昼白色、昼光色の3つ。キャンプのムードを高めたい時は暖色系の電球色(それでも明るい)、料理などをする際は昼白色や昼光色と使い分けられる。携帯などの充電も使える機能を備えている。
デメリットということで言えば、やはり値段。定価16280円(税込)は、高価格帯だ。
ただ、スペックの高さに加えて、付属するケースもしっかりとしたもので、カラビナと磁石のフック、USBケーブルもついている。ハイスペックで必要ないと思うキャンパーもいると思うが、アーベイ自身は妥当な値段かなと思う。
昔から敬愛する著名な方が自分にこんなことを言っていた。
「いいかい、アーベイ。物でもなんでも、本物を使うことが大切なんだ。本物に触れることで、自分も本物に近づくんだよ」
その時は独特の世界観だなと思っていたが、今になると、その言葉は響く。
ルーメナー2は本物だ。
今回はこの辺で、アーベイ。
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