多様な使い方、重宝するミニマルワークスのインディアンハンガー

ギアレビュー

 韓国の新鋭ブランド、ミニマルワークス(MINIMAL WORKS)。今年からアウトドア商品などを提供する日本のUNBY GENERAL GOODSが公式代理店となり、いろいろなギアが日本に多く流通してきて、目にする人も多くなっているだろう。おしゃれでかっこよく、価格が良心的なテント(V HOUSE M)や軽量で独特なデザインの焚火台バルカンなどのギアも人気だが、今回おすすめするのは、ミニマルワークスのインディアンハンガーだ。ヘリノックスを思わせるようなアルミ製のポールをコンパクトにたためる収納力、いろんな物をかけられる使い勝手の良さで、キャンプに欠かせないギアとなっている。

キャンプでハンガー、その用途は?

 アーベイが最初にハンガーが欲しいと思ったのは、うちのママがテントのガイロープに娘が川で泳いだ水着や濡れたタオルをせっせとかけ始めた時。形から入る主義の自分は、どうしてもその光景に「これはおしゃれサイトではない」と納得できず、何かギアを買わねばと決心した。そこでガレージストアで見つけたのが、このインディアンハンガーだった。

 買ってみて思うのは、いろんな使い方があるなということ。もちろん、水着やタオル、洋服などをかけたり、何かと物が多いテーブルの周りに置いてティッシュやウェットティッシュをかけたり、焚火台の周りに置いて焚火ギアをかけたりシェラカップやフライパンをかけたり。あらゆる場面で活用できる。自慢のギアを、その辺の地べたに置くのではなく、効果的に見せるハンガーにもなり得る。

サイズ展開はS、M、L、XLの4種類

SMLXL
大きさW52cm×H44cmW66cm×H75cmW99cm×H110cmW101cm×H143cm
重さ230g550g840g1080g
価格(税込)5500円7150円8800円10450円

 アーベイが購入したのは、MサイズとLサイズ。Mサイズはティッシュやウェットティッシュケースを吊るしたり、焚火台のギアを吊るし、Lサイズは主に水着や洋服掛けに使っている。大人用の洋服をかけたいのであれば、Lサイズ以上がおすすめ。冬場に大人用のダウンなどをかけたい場合はXLでないと、地面についてしまう恐れがある。

 フックは別売で、Mサイズ用、Lサイズ、XLサイズ用とそれぞれ4個入で購入できる(Sサイズフックはなし)。価格はそれぞれ、Mが1430円、Lが1760円、XLが2090円(いずれも税込)。

使ってみた利点と注意点

 ・軽量さと収納力 ヘリノックスのチェアと同じようにポール結束式で、とにかく軽く、アルミのポールを畳んで収納袋にコンパクトにまとめられてかさばらない。アーベイはヘリノックスのチェア、テーブルと一緒にワットノットの収納ケースに詰めてキャンプに行っている。

 組み立ても簡単で、ショックコードで繋がれているので、フレームを繋ぎ合わせていけば完成する。

 ・多様な用途と見た目のスマートさ 前述したように、ケースに合わせていろんな使い方ができる。両サイドのポールが交差している部分で帽子もかけられ、冬になれば、大きいサイズなら、ダウンジャケットなどもかけられるだろう。キャンプ場だけでなく、自宅でも雨用に室内使用のハンガーとして使える。

 あとは、見た目がすっきりする。テントのガイロープやタープのロープにかけるより、ハンガーにまとめられていた方が見栄えはいいだろう。テントの前室などにおいて周囲から隠すこともでき、場所を自由に動かせるのもGOODだ。

  ※注意点とすれば、軽量のために風に弱いところか。強風がくると、倒れる可能性がある。強風の日は、ロープとペグを使って固定するなどの対応が必要になる。

購入できるストア

 昨年は入手が難しかったようだが、今年からUNBY GOODS STOREが代理店となり、UNBYでの購入はもとより、楽天やアマゾンでのネット購入、ガレージストアなど幅広いお店で購入できる。MやLの人気が高く、品薄のところもあるようだ。

 ミニマルワークスのミニマルは、シンプルな機能性を重視する意味合いが込められているらしい。ミニマルなサイズで、幅広い便利さを追求しているこのブランドは今後も注目だ。

 今回はこの辺で、アーベイ。

 

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