使い方自在、大人気のGOAL ZERO（ゴールゼロ）LEDライト

　キャンプに、ランタン（明かり）はいくつあってもいいものですよね。トイレに行く時、手元を明るくしたい時、テーブル周辺の明るさを増したい時などなど、暗いキャンプ場を照らすための使い方はたくさんあります。だからと言って、大型のランタンばかりだとかさばるし、持ち運びも大変。そんなキャンパー心をくすぐるギアが、今回紹介するGOAL ZERO（ゴールゼロ）のLIGHTHOUSE MICROです。そのコンパクトさ、機能面を考えれば、防災用としても大変重宝すると思います。

　米国ユタ州発の商品で、ちょくちょく、取り扱い店舗で入荷はしていますが、店頭に並ぶと、すぐに売り切れる大人気商品。２個持ち、３個持ちしているキャンパーさんも多数見かけます。アーベイも、上位モデルと下位モデルの２つを購入。今回はその魅力を紹介します。

手の平サイズで多様な使い方、かわいいルックス
意外に明るい、スペックの高さ
上位モデルと下位モデルの違い
ライバル？　LEDLENSER（レッドレンザー）との比較
取り扱い店舗

手の平サイズで多様な使い方、かわいいルックス

　約９．３センチ×３．７７５センチと手の平サイズで、重量はわずか約７８グラム。多数持っていても、小さな収納箱に積められるコンパクトさが大きな特長です。アーベイはウェットティッシュカバーのポケットに入れています。

　使い方も自由自在。テーブルにエッジスタンドをつけて、そこにかけたり（よくやっています←写真参照）、ゴールゼロにカルビナをつけてテントやタープのフックにかけたり、机に置いたり、トレイに行く時の懐中電灯がわりにしたり（上位モデルが便利）。いろんな顔を持てるのが、ゴールゼロのありがたいところですね。

　そして、見た目もキュートで、何よりカスタマイズできるのは大きな魅力。ゴールゼロ用に、専用のキャップやカバー、シェードなどがガレージブランドなどから販売されています。自分が使っているのは、以前にも紹介したソマビト×BYCRUISEの「ZERO SOX」というカバー。可愛いですね。他にも、バリスティックスが出している専用シェードやインアバンスのキャップが有名ですかね。

意外に明るい、スペックの高さ

　小さいサイズの割には、明るいです。明るさを示す単位は最大１５０ルーメン。さすがにこれ１本で全てを照らすというわけにはいかないですが、数メートル間隔に一つという感じであれば、十分に満足できます。電球色の２段階モード。上部についている黄色のボタンで調節します。明るいモードでの連続点灯時間は７時間ですから、１日持つ感じですかね。

　下部にUSBがついていて、個人的にはシンプルでお気に入り。お手持ちの携帯の充電器などに差し込んで簡単に充電できるし、車載のUSBポートなどでも充電可能ですね。余計な付属品はありません。

上位モデルと下位モデルの違い

　上位モデルと下位モデルの違いは、上部にフラッシュがついているかどうか。上位はフラッシュがついていて、前方を照らす懐中電灯のようにして使えます。下位モデルにはついていません。あと、下部のUSB差し込み口の強度が、上位モデルの方がしっかりしています。

　値段は上位が４０００円程度、下位が３０００円程度で、「上部のフラッシュはいらない」「懐中電灯のように前方を照らす機能はいらない」というキャンパーは下位モデルで十分ですね。

ライバル？　LEDLENSER（レッドレンザー）との比較

大きさはそれほど変わりはない。重量はレッドレンザー７１グラム、ゴールゼロ７８グラム。レッドレンザーはフック部分がカルビナになっている。

　ゴールゼロが人気で品薄ということもあるのか、同じミニLEDランタンとして、ドイツ発のLEDLENSER（レッドレンザー）もキャンパーの間で人気が出ていますね。アーベイもML４（ML６という大きめサイズもある）という一番小型のモデルを一つ購入しました。７年保証をうたっているので、かなりクオリティーには自信を持っています。

　スペックはLEDLENSERの方が、最大３００ルーメン、３段階調節可能で、点滅（赤色にすることもできる）させることもできるので上ですかね。あとボタンの押しやすさはLEDLENSERの方が面積が大きい分、軍配が上がる。加えてフック部分、ゴールゼロは別のカルビナを用意しないといけないですが、カルビナになっているレッドレンザーの方が使い勝手がいいかもしれないですね。

　ただ、見栄えのキュートさ、シンプルさ（レッドレンザーはUSBケーブルが付属でつく）、光加減など比べると、個人的にはゴールゼロが好きですね。コスパの面でもゴールゼロの上位モデルより、レッドレンザーML４の方が１０００円程度高いので、ゴールゼロかなと。あくまで主観ですが。