SABATICAL(サバティカル)のアルニカを購入して半年が経ち、10回ほど使用しました。サンドカラーでお洒落な雰囲気、ファミリーキャンプ(4人程度)に十分なスペース、パネルごとにメッシュになる機能性、大雑把に畳んでも入る収納袋など満足する部分が多く、お気に入りのテントですが、問題点も少しあるかなと感じます。今回はその辺りを。
とにかくポールをピンに入れるのが・・・
やっぱり一番苦労するのは設営時にメインポールの4本をピンに入れる作業。これまで10回ぐらい一人で設営していますが、毎回「結構、力がいるなあ〜」と感じています。一度、ポールを曲げているので、「慎重に」とは思うのですが、思い切って曲げないとピンに入らない。
自分の場合、2ルームはこのテントが初めてなので、他の2ルームとの比較ができないのですが・・・。快晴の時はある程度スムーズにできるようになりましたが、雨や雪の時はポールが滑るので、さらにポールをピンに入れるのに力と手間がかかります。
アルニカの設営は複雑ではないので、この4本のメインポールをしっかりと両端のピンに入れれば、ほぼ設営したようなものですが、ここが最大にして唯一の難所だと思います。
※アルニカの設営に関しての記事は下記参照↓↓
SABATICAL(サバティカル)アルニカの設営で大失敗。気をつけて欲しい注意点。
悪戦苦闘しながら掴んだコツ
何度かやっていくうちに、コツとまではいかないですが、「こうすればやりやすい」というものは掴みましたので紹介します。ぜひ、参考にしてください。
まず、片方のポールにピンを入れた後、もう一方のポールを曲げてピンに差し込む時、次の手順でやっています。
1.メインポールを持ちながら幕のスリーブ(ポールを通す部分)を自分の方に向けてしっかりと引っ張ってシワがないように伸ばす。
2.ピンを差し込む時に、ビルディングテープをポールエンドの方に引っ張りながら、ポールの穴とピンを近づけて差し込む。
この2つを意識しながら設営しています。これをやることでだいぶ負担は減りました。ただ、これをやってもある程度の力が必要なのは確かです。できれば、2人での設営が望ましいですね。
※万が一、ポールが不自然に曲がった場合は、発売元であるA&Fカントリーに電話、もしくはホームページで問い合わせれば、曲がったポールのパーツ(全ポールではないのでご注意を!)を交換してくれます。詳しいことはこちら↓↓の記事で
SABATICAL(サバティカル)のアルニカ、ポール交換の注意点
気になる結露
冬場になると、結露が気になります。朝起きると、内壁の幕にかなり結露が出ています。シュラフが少し濡れているなあと思ったら、結露だったということもあります。ストーブで室内を暖めて(寝る時は切ります)、内外で気温差がかなり激しくなるのでしょうがないですが・・・。そのまま撤収作業すると、アフターケアをしっかりして、乾燥させないといけない。アルニカを使っている人で結露が出るというレビューもちらほら見ます。
アルニカの幕自体が大きいので、乾燥させるとなると、広いスペースを確保しないといけないです。自分の場合はマンションではそれほど広いスペースがないので、天気のいい日に車で広い公園に行って芝生の上に幕を広げて乾かしています。手間もかかるし、少し大変ですね。
結露が嫌な方は、結露に強いとされるポリコットンやコットンテント(吸湿性がある)を使っているみたいですね。その素材のテントは持っていないのですが、結露が気になる人は、冬場はそちらを使った方がいいかもしれません。ただ、コットン性は重いし、カビ対策も必要なので、ケアはコットン性の方が大変かもしれません。
他に弱点は・・・
弱点というほどではないかもしれませんが、幕内でランタンをつける位置が微妙だと感じます。リビングも、寝室も真ん中に引っ掛けるフックがないので、ちょっとバランスが悪いかなと。
見た目を気にするのであれば、山賊マウンテンのショックなどを真ん中に立てたり、テーブルにランタンスタンドを付着したりすれば、解決できますね。ただ、簡単に引っ掛けるフックが真ん中にあればもっといいのにと、感じています。
まとめ
アルニカを夏、秋、冬と使うことで、問題点がはっきりしました。
・メインポールの差し込みには力が必要。
・結露が出る
・幕内のフックの位置
この3点ぐらいですかね。もちろん、メリットの方が断然多いし、全般的には満足しています。これからご購入を希望している方、まだ使って間もない方のご参考になれば幸いです。
それでは今回はこの辺で、アーベイ。
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