熱い韓国ブランド 人気沸騰中のマックワンのタープ
日本のキャンプシーンは韓国ブランドが熱い。大人気チェアを世に送り出すヘリノックスしかり、抜群の明るさを誇るONAN KOREAのルーメナーしかり、そして、六角テーブルで有名なTHE ARTHさんが出す大人気タープ「幕男」も、韓国のブランド、アーバンフォレストとの共同開発だ。ミニマルワークスも、ガレージショップに並ぶ。皆さんの中にも、韓国ブランドにお世話になっている人も多いだろう。
その中でも、韓国のグランドシートメーカーMAC OUT DOORから出ているMAC ONEのタープはおすすめだ。存在感、機能性ともに◎。全て自社生産で性能には自信を持つメーカーだ。かなりの人気で、手に入りにくいのが、難点だろう。
遮断性、撥水性、美しいフォルム
アーベイが購入したのは、オリーブ色のMサイズ(今、このカラーは販売終了)。MとLのサイズ展開だったが、Mは4.6メートル×4.5メートル。Lは5.2メートル×5.5メートルだ。ファミリーキャンパーで区画サイトが多い方は、Mサイズがおすすめ。Mサイズでも、小さい区画サイトだといっぱいいっぱい。Lサイズは狭い区画サイトに入りきれないだろう。
重さはMサイズが2.71キロ、Lサイズは3.89キロ。ポールは別売りで、MAC ONE用のアジャスタブルポール(250、260、270、280の4段階でサイズ調整が可能)を購入できる(ポール用のケースも別売り)。品薄なので、ほかのポールで代用してもいいだろう。
価格はMサイズが39、930円、Lサイズが49、830円。
ポールは2本セットで18、700円。MAC OUTDOORのホームページによると、ポールは9月末に入荷予定となっている。
実際にMAC ONEのタープを張ってみてどう感じたかーー。3つの特長を上げる。
・遮光性
タープに一般的なコーティングとは異なり、特殊なBLACK粉末を添加するブラックコーティングを4回加工しており、UVカット率は99パーセント以上。光を遮断し、しっかりとした日陰を作り出してくれる。真夏の盛りの、湖畔の初張りだったが、隣にいたママも「すずしいね〜」と話していた。
・撥水性
初張りから何度も雨に出くわしたが、きっちりと弾いてくれた。耐水圧は5000MM以上で、テフロン撥水加工が施されている。雨が降った後に、強烈な太陽が照りつけたこともあるが、すぐに乾き、速乾性にも優れていると思った。
・美しいフォルム
頑丈な作りで、登山用品などでも使われるリップストップ生地が採用されている。グランドシートメーカーだけあって、その生地にはこだわりが強い。ガイロープもカッコよく、そのロープでぴんとテンションをかけると、そのフォルムの美しさと存在感のため、少し優越感にひたれる。
注意点は収納袋の狭さと、土の汚れ
一方で、MAC ONEのタープで気になった点が二つ。
・幕をしまう収納袋が狭い
収納袋がギリギリに作られていてスペースが狭く、本当に巧みにきっちりとたたまないと、チャックがしまらない。めんどくさがりやのアーベイ自身はチャックを閉めていない。
・土がついて汚れやすい
キャンプサイトが芝生の場合はいいが、土のサイトの場合、そこで地面に幕をおろすと、幕に土埃が付着して汚れた。繊細なキャンパーは、その点は気をつけた方がいいかもしれない。芝生や草、レジャーシートの上、もしくは地面につかないようにしてタープを設営することをおすすめする。
MAC ONE ヘキサタープの最新情報
9月7日追記。今年2月から予約開始となり、4月から発売されたサンド、オリーブ、ブラック、10周年記念のブラックマルチカムは販売終了(取り扱い店舗に在庫がなければ、購入できない)。
9月7日から新色のレンジャーコヨーテと、アームドグリーンの予約が開始された。今回の2色も、MとLサイズの展開で、値段はMが45、650円、Lが54、120円(いずれも税込)
ただ、現時点で既に当社ホームページは予約完売となっている。欲しい方は、最寄りの取り扱いショップに電話して確認した方がいいだろう。自分がよくいくガレージショップのインスタグラムでも、既に予約受付終了のアナウンスが来ていた。
ご参考(MAC OUTDOORさんのURLはこちら。取り扱いショップはこちら)。
今回はこの辺で、アーベイ。
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