模倣は成功の第一歩
少し古いが、お笑い芸人のダウンタウンさんがよく言っていた。漫才を始めた頃は、紳助・竜介の漫才のマネをしていたと。スポーツ選手も、小さい頃は憧れの選手の真似から入っている人が多いだろう。そこから、徐々に自分の色が出てくる。
キャンプも同じではないか。
お洒落なサイトを見かけては、こういう感じにしたいんだと思い、あのギアどこで売っているのかなとなる。昔は現場で確かめないといけないことも、今はYOUTUBEという画期的なツールがあるため、キャンプ場に行かなくても、かっこいいサイトやハイスペックなギアを確認できる。なんと素晴らしいことか。
少し前置きが長くなったが、この記事ではアーベイがすごく参考にしているおすすめのYOUTUBEチャンネルをご紹介する。みなさん、既に見ているかもしれないが、お付き合い願いたい。
タナちゃんねる
タナちゃんねるは、ほぼ毎日更新されて頻度が高く、日々の楽しみの一つだ。
タナさん自身がスーパーキャンパーで、無人島などでのソロキャンプの様子を男臭くカッコよく配信している動画もあるが、自分の一番のお気に入りは、道志の森やふもとっぱらを訪れての素人さんの直撃取材だろう。おしゃれなサイトに出向いて(たまには初心者も取材している)取材し、一つ一つ、持っているものを紹介してもらう。バラエティに富んだ人に、好きなキャンプ場や道具の思いを聞く動画はすごく参考になる。これを見て、めちゃいけてると思い、すぐに購入したギアも多い(人気商品で手に入らないものも多いが)。
ほかにも、キャンプギア(焚き火台、ランタン、テーブルなど)の徹底比較をした配信がある。比較する品数が多く、初心者にとっては垂涎の動画となるだろう。とにかく、取材量にしても、比較対象にしても、圧倒的で、楽しいチャンネルだ。
Shiromani Channel
Shiromani Channelは、ファミリーキャンパーのアーベイにとっては、憧れの家族だ。
Shiromaniファミリーが毎回、キャンプ場を訪れて帰るまでを動画にしているのだが、夫婦とその息子たちが仲むつまじくキャンプを楽しんでいる様子を、上品な音楽に乗せて流している。
まず、驚くのはその映像の美しさと技巧。プロのクリエーターだと思うが、ドローンなどいろんな撮影機材で撮られ、編集も時折スローにしたりと高い技術を駆使し、映画のワンシーンのような輝きを放っている。
そして、キャストとなる(おそらく)小学生の兄弟もキャンプをとことん楽しみ、無邪気な笑顔を見せるのは心地よい気分にさせてくれる。
車はFJクルーザー、テントやタープ、ギアはスノーピークというところが、また優雅さを際立たせる。最近、テントをZANE ARTSのゼクーMにかえられたので、スノーピークONLYではないよう。
とにかくこんな家族になりたい、こんな絵を撮りたいと、切に思う作品。夢心地になれるチャンネルだ。
こまんすまん
こまんすまんは、女子大生がキャンプの様子を撮っており、時に失敗をしながら描くコメディ要素の入った動画。顔は見せていないが、その姿や行動が笑いを誘い、時に可愛く映る。特に、ご飯を食べるシーンは必見。ギャル曽根かというぐらい食べる食べる。3人前ぐらいぺろっと。見ていて気持ちがいい。
もう一つ、テロップで笑いを誘うのがうまい。プロではないが、テロップで自分にツッコミを入れたり、自嘲気味に発したりと、センスを感じる。それほど、更新頻度が高くないのは残念だが、クスッと笑え、小さな幸せをもらえるチャンネルだ。
最後に・・・
更新が突然ストップしたので寂しい限りだが、自分がキャンプの魅力にはまったチャンネルと言っても過言ではない。作者の謙虚さと、丁寧なテロップはすごく好感がもてた。
自粛生活の時に、夜寝る前に毎日見て、ほっこりしたことを思い出す。初級キャンパーから成長していく様、赤ちゃんができてから初めて行くキャンプ、そして何よりビールを飲んだ時、食べた時のなんとも痛快な声(うっまーーーーみたいな)は自分を虜にした。
更新をなぜ辞めたのか、知るよしもないが、「あなたの作品でキャンプの世界に足を踏み入れることができました。ありがとうございました」と心の中で感謝している。
今回はこの辺で、アーベイ
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