この言葉をご存知か。
「キャンプの沼」
最初に聞いた時は、キャンプ地には沼が多いのかなあと想像したが、いやいや、そんな事ではありません。
キャンプのギアを集めていけばいくほど、どんどん底無し沼のように、あれも欲しい、これも欲しいと抑制がきかなくなり、沼にハマったような状態になることを、この言葉で表現しているそうだ。
まさしく、アーベイはどっぷりとハマってしまった。もう、身動きが取れないぐらいに。
例えば、
・テント
・テーブル
・チェア
・ランタン
・シュラフ(寝袋)
・マット
・焚き火台
ぐらいは絶対に買わなければならない必須な物。これに、調理系のものも、ある程度は必要だろう。クッカー、スキレットなど。もちろん、家のもので代用はできる。
自身も最初はそんな感じで、脳裏には「必要最小限」という文字が浮かんでいた。
だが気づけば・・・。ズッポリとハマっていた・・・。
例えば、ウェットティッシュのケースやティッシュケース。
インスタやYOUTUBEで見てすっかり心を奪われた。BALLISTICS(バリスティックス)さんの出しているケースがまた、無骨で男心をくすぐる。そこにあるだけで存在感を発し、キャンプサイトに彩りを加える。
元来、形から入る主義、洒落おつと言われると、有頂天になる。「キャンプサイトに日常感を出してはならぬ」とばかりに、ケースを購入。これがあればもっとカッコよくなる、今持っているものより、インスタ映えするかも。
そんな感情がうごめいて、気づけば、キャンプストアに足を運ぶのであった。
ガレージブランドの存在
そうすると、行き着くのがガレージブランドの存在だ。
キャンプを始める前はスノーピーク、ロゴス、コールマンの大手3社しか知らなかった。
だが、実際にキャンプにのめり込んで色々調べると、中堅企業からベンチャーのようないわゆる「ガレージブランド」がたくさんあることを知った。
そして、そのガレージブランドがキャンプシーンを熱くしている。
今、席巻しているのが、SANZOKUMOUNTAINさんやTHE ARTH(ザース)さん、ASIMOCRAFTS(アシモクラフツ)さんなどか。これに韓国のブランドも入り、かなりときめく商品を揃えている。
SANZOKUMOUNTAINであれば、焚き火台やランタンポール(SHOCKと呼ばれるもので買っちゃいました)、THE ARTHであれば、六角テーブル(→これ、半端なく欲しい)や幕男と呼ばれるタープ、ASIMOCRAFTSさんであれば、asi_circle(焚き火台の風防→これも買っちゃいました)やasigrip(いろんなギアにつけるグリップ)。
これがまたかっこいい。インスタに映えるガレージブランドさんの写真が、次々と公開されている。
それを見る。
心がうずく。
嫁の顔が浮かぶ。
「いかん、いかん」
勝手に車を走らせる。
沼にハマった自分が辿り着くのは、キャンプストアしかない。
「いつかお金持ちになるから」
心の中で嫁に誓うのであった。
それではこの辺で。アーベイ。
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