【初心者の方へ】キャンプを始めて良かった3つのこと

雑記

 キャンプを始めたいけど、色々とギアを集めるのが大変、そもそも素人だけでいけるのか・・・いろんな不安が重なって二の足を踏んでいる人も多いだろう。

 とにかく必要最小限のテント、テーブル、チェア、シュラフ、マット、ランタン(最初は焚き火台はなくてもいいかもしれない)、調理系のクーラーボックス、バーナーを用意して、家にあるカトラリー類、鍋、フライパンを箱に詰め、キャンプ場を予約して突撃する。シンプルに考えて、とりあえずやってみる精神が、キャンプを始めるには大事なのかなと思う。

 最初から完璧にはできない。やっていく中で、これが足りない、あれが足りないと思って買い足すなり、DIYをするなりしつつ、他のベテランさんのキャンプサイトも参考にしながら、徐々にステップアップするのがベストなのではと、まだまだ初心者のアーベイは考える。

子どもの笑顔、最高のビール、そして仲間

 今回はそんな二の足を踏んでいる方に向けて、キャンプをやって良かったと心から言える3つのことを綴りたい。あくまで我が家のケースでのことで当てはまらないこともあるかもしれないが、参考になれば幸いだ。

子どもの飛びっきりの笑顔が見れる

 とにかく、これが一番大きい。なかなか、子どもが思いっきり遊ぶことが難しい今のご時世で、大自然に触れながら、めいいっぱい走り回ったり、めいいっぱい泳いだりできるのは親としてほっとする。都会に住んでいると、特に最近は「思いっきり」何かをするのは難しい。とにかく、この生きにくい世の中で、子どもにかけられた制限をどこかで解きたい。自分の子どもの頃みたいに。そういった願いを叶えられるのが、キャンプだと思う。

 他にも、利点は多い。普段は見ない虫を見たり、焚き火で火をおこしたりと、非日常を味わってもらうことで、子どもにいい刺激を与えられるのではと勝手に思っている。ゲームの「あつ森」にハマっている娘が、あつ森の世界だけの虫ではなく、本物のトンボやバッタを実際の目で見て感じることは非常に重要で、バーチャルの世界だけで物事を完結させないことにもつながる。

 テントを設営させる際のペグ打ちなど、お手伝いもさせながら、外でご飯を食べて、遊んで、テントで寝てー。娘の「キャンプ行きたい」という言葉だけで、アーベイの活力になる。

最高のビールが飲める

 キャンプを始めたばかりの時は何かと忙しい。不慣れなテントやタープを作るだけでも労力がいる。夏場は大量の汗も加わる。ただ、これは最高のビールを飲めるために、絶対に必要な作業なんじゃないかと思える。テントやタープ、設営準備を終えた後、大自然の中で、クーラーボックスで冷えたビールを喉にグイッと押し込む。世界で一番おいしい飲み物はビールだと確信する瞬間だ(お酒を飲まない方、すいません)。

 昔、「一休さん」のアニメの中でこんなストーリーがあった。殿様にこの世で一番おいしいものを、と命じられた一休さん。殿様は色々と、贅沢な食べ物を与えられるが、どれも「おいしゅうない」と言うばかり。そこで一休さんは殿様にふき掃除をするように伝えた。しぶしぶ、掃除をして汗を流した後、白飯を食べた殿様は「うまい、本当にうまい」と米粒一つ残さずに食べた。キャンプで最高のビールを飲んだ後、この話をふと、思い出した。

キャンプを通して仲間が増える

 キャンプを始めて、娘の同級生の家族とグルキャンに行った。今まで家族での付き合いはそれほどなかったが、キャンプを通して時間を共有し、大自然の中で飲食を共にし、語らいあうことで、素晴らしい関係を築くことができている。キャンプが好きな者同士は、通じあえる。インスタグラムも始めたが、面識のない人でもつながって、アドバイスをしてくれる人もいる。我が家はファミキャン主体。同じようなキャンパーも多く、インスタを見るだけでも勉強になるが、DMやコメントなどを通して、キャンプの情報交換などができるのも、新しい発見だった。

たった一つのマイナス点

 キャンプを始めていいことばかりだが、マイナスだったことも一つ。

 以前、「キャンプの沼」を投稿したが、まさに底無し沼にハマっている。ギアへの欲望が止まらない。我が家の家計は・・・。

 あれも欲しい、これも欲しい、もっと欲しい、もっともっと欲しい〜。

 伝説的ロックバンド、ブルーハーツの「夢」の歌詞が、心の中でリフレインされる。

 今回はこの辺で、アーベイ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました